中国の月探査衛星「嫦娥1号」は21日に最終検査を終え、西昌郊外70キロの西昌衛星発射センターで打ち上げ命令を待っている。嫦娥1号へのロケット燃料の注入は打ち上げ10時間前に開始される。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
同センターには衛星打ち上げテスト・指揮コントロール・追跡測量・通信・気象・勤務保障の6大システムがある。
嫦娥1号は3号発射塔から打ち上げられる。発射塔は高さ85.5メートル、重量1800トンで、2.5~5トンのロケットの打ち上げが可能。嫦娥1号の打ち上げは24日午後6時頃に予定されている。
「人民網日本語版」2007年10月22日 |