中国月周回探査プロジェクトの総指揮を務める欒恩傑氏(全国政治協商会議委員)は6日、中国初の月探査衛星「嫦娥一号」の研究・開発が終わり、年内にも38万キロ離れた月への打ち上げを予定しているとした。
欒氏は「キャリアロケット『長征3号甲』も点検段階にある。中国はゼロから研究を開始し、3年を費やして独自で月探査衛星「嫦娥一号」とすべてのシステム設備プロジェクトの研究開発を行ってきた。この研究開発速度は他の国に比べて非常に速いものである。中国は昨年すでに大型キャリアロケットの開発プロジェクトを開始し、8年後にはキャリアロケット1060基を保有する見込み」と述べた。
「人民網日本語版」2007年3月7日 |