Imprimer cet article

Commenter cet article

中国人から見た日本  
日本の友人と付き合う中で何を感じたか

中日両国の経済、文化の交流がますます盛んになるにつれ、ますます多くの日本人が中国に来て学び、仕事をし、旅行をする。こうした日本人を通じて中国人は、日本の文化と伝統を感じ取ることができるようになった。

もし、誰か中国人に、日本の友人と付き合う中で最初に何を感じたかを尋ねてみると、多くの人の答えはおそらく「すこし疲れた」だろう。椅子に座っているときは、両足をきちんとそろえていなければならない。食事の前には必ず「いただきます」と言わなければならない。食べ終わったら「ご馳走さま」と言う。話すときは顔に笑みを浮かべ、言葉遣いは婉曲で、ゆとりを残しておく。

もっとも難しいのは、日本の友人に「さようなら」を言うときである。別れるときはいつも、絶えずお辞儀をし、「またお会いしましょう」と言い続ける。数歩行っては再び振り返り、もう一度お辞儀をして別れを告げる。中国人はどうするか。まず、決心をし、身を翻して去り、再び振り返ることはしない。まるでこうしないと、永遠に、別れの儀式が終わらないかのようだ。

日本人の礼儀は、大和民族の謙虚な性格と「和」を追求する人付き合いの原則を集中的に体現している。付き合い出してしばらくは、こうした繁文縟礼(形式を重んじて煩雑な礼法)に、中国人はわずらわしく、堅苦しいと感じる。

しかし、それは同時に、中国人を映す鏡になっていて、中国人は自らの欠点を見ることができる。これまで「礼儀の邦」と自ら誇っていたが、今は、汗顔の至りである。

現在、国学ブームで、『論語』の読解が盛んだが、それはみな、中国人が伝統的な価値や伝統的な道徳を追求する努力の反映なのだ。こうしたプロセスの中で、中国人は常々、伝統をかなりうまく保っている日本人と自らを比較し、自らの足りないところを客観的に見ているのだ。

「人民中国」より 2007年8月27日

北京週報e刊一覧
トップ記事一覧
インフレは依然、経済最大の潜在的懸念
「タイガーマザー」論争、どんな母親が優れているのか?
中国、水利整備を加速
潘魯生氏 手工芸による民族文化の伝承
特 集 一覧へ
第7回アジア欧州首脳会議
成立50周年を迎える寧夏回族自治区
現代中国事情
中国の地方概況
· 北京市  天津市 上海市 重慶市
· 河北省  山西省 遼寧省 吉林省
· 黒竜江省 江蘇省 浙江省 安徽省
· 福建省  江西省 山東省 河南省
· 湖北省  湖南省 広東省 海南省
· 四川省  貴州省 雲南省 陝西省
· 甘粛省  青海省 台湾省
· 内蒙古自治区
· チベット自治区
· 広西チワン族自治区
· 新疆ウイグル自治区
· 寧夏回族自治区
· 澳門特別行政区
· 香港特別自治区