青島科技大学二年生 孫開鳴
日本は中国と海を隔てているだけだが、伝統的習俗や宗教などの面では深い関係があります。中国と同じように礼節を重んじる国であります。でも、その礼節が中国と違うところがかなりあります。
日本語を勉強したばかりのころ、先生はまず私たちに日本人の礼儀作法について教えてくれました。中国と違い、日本人は対面の際、握手することはあまりなく、頭を下げるかお辞儀などの「ボディー・ランゲージ」の形で相手にあいさつをします。毎日一人の人間は10回ひいては何十回かこんなしぐさを繰り返しています。あいさつをするかまたはお分かれの際はもちろん、電話をかける時さえ、同様に習慣的にこれらの動作をするのでなかなか興味深いものです。
動作そのものは簡単なように見えますが、頭を下げてお辞儀をするとき、角度をどの程度にするかに非常にこだわっているようです。相手の人の年齢、社会的地位、性別などによって尊敬度合いが違うようです。ドラマの中で、年上の者に対して、女性は男性に対して、店員さんはお客さまに対して、主人は来客に対しては、深々とお辞儀をするシーンがよく目にします。お辞儀する時、体の角度は一般的に15度前後、最大で90度くらいだそうです。
このほか、若者と女性などは一般的にお辞儀をする時間は年上の人や男性より長いのです。謝る時や間違いを認める時、「申し訳ございません」と言ってそしてお辞儀をすることが何よりも一番いいやり方のようです。 日本人はあいさつを大切にしています。親戚や友達の家を訪ねる際、部屋に入ってからそこを離れるまでに、決まったエチケットの言葉もあるようです。
国によってカルチャーの背景が違いますので、中日両国の人びとはお互いのカルチャーをわきまえておけばお付き合いの際に役立つと思います。
「チャイナネット」より |