「20年前、私たちが小学生のころ、初めて日本へ行き、日中友好書道展に参加した。その時、私たちを招待してくれた日本人の子らがとても親切だったことを覚えている。日本人はとても友好的で、中国の伝統芸術に興味を持ち、書道の技法交流が大好きだと感じた。その時から、今後も引き続き日本人と書道の芸術交流をしたいと考えていた。今年はちょうど、私たち兄弟の中日友好交流20周年だ」と鄧寧氏は当時を思い出しながら語った。
鄧宇氏は少年のころ、日本の小学校で書道交流に参加した時の写真を指して、「これが20年前に交流した時の様子。私が感動したのは、かつての作品展で数人の日本人が、自分のコレクションの中から私の20年余り前の作品をわざわざ持ってきてくれたことだ。20年前、私は一介の小学生にすぎなかったが、日本国民はその時の交流をこれほど重視し、その友情を大切にしまっておいてくれた。完ぺきに保存されている作品を見て、その誠意をつくづく感じ、私には望外の喜びだった。中日書画芸術の交流を通じて、私たちは中日両国人民の深い友情を肌身に感じた」と話してくれた。 |