呉官正・中国共産党中央政治局常務委員(中央紀律検査委員会書記)は16日、内蒙古代表団との第17回党大会報告の審議で、「処罰と防止を併行して進めつつ、防止に重点を置き、反腐敗・廉潔建設を着実に強化する」方針を示した。呉委員は次のように述べた。
腐敗への断固たる処罰はわが党の統治能力の重要な体現であり、腐敗の効果的な防止はわが党の統治能力を示す重要な指標である。事件の処理能力を引き続き保ち、腐敗分子は1人見つけるごとに処分し、決して大目に見ず、決して手を緩めないことが必要だ。数多くの党幹部に対しては、主に教育に立脚し、理想信念・思想道徳・党の紀律・国の法律・権力観の教育を強化し、断固として腐敗を拒み変容を防ぐ防御線を築く。改革の精神で制度建設を強化し、体制と構造を革新し、制度の徹底的な実施を確保する。権力行使への効果的な制約と監督を強化し、指導層と指導幹部、特に主要指導幹部への監督を強化する。党の紀律を断固維持し、政策決定と物事の処理は、人民大衆の根本利益を守り、改革・発展・安定を促進する上でプラスとならなければならない。
「人民網日本語版」2007年10月17日 |