湖南天地人弁護士事務所主任の翟玉華氏、重慶市弁護士協会会長の孫発栄氏、安徽省巣湖市法律援助センター主任の趙玉中氏は弁護士界初の党大会代表となった。執政党の全国代表大会では初めての弁護士の参加だ。
翟玉華氏は「これは個人の栄誉ではなく、13万人の弁護士の栄誉だ。中国共産党が弁護士および弁護士事務所が代表する新しい社会組織を認め、法による統治を重視していることを示すものだ」と語った。
第16回党大会には、江蘇沙鋼グループ取締役の沈文栄氏ら7社企業の取締役が初めて民営企業家代表の肩書きで出席した。第17回党大会の代表に選ばれた沈文栄氏は、私営企業の発展にともない、私営企業の党代表の人数が多くなっていると感慨深げに語った。
中国共産党第17回大会選挙方案では、省(自治区、直轄市)の第17回党大会代表のうち、「新経済組織と新社会組織代表」の人数が「適度な比率」を占めると規定されている。中央組織部によると、2007年6月現在、全国の党員の中には、非公有制部門の従業員の党員が318万人で党員総数の4.3%を占め、2002年に比べ、非公有制部門の党員が169万人、113.4%増加しており、党員数の増員幅が二番目に大きな層である。
「北京週報日本語版」2007年10月16日 |