胡錦濤総書記は中国共産党第17回全国代表大会(十七大)で報告を行い、次のように述べた。
共に発展のチャンスを分かち合い、共に困難にチャレンジすることで、人類の平和と発展という崇高な事業に取り組むことが、各国の人々の根本的な利益となり、共通の願いでもある。われわれは、各国の人々と共に、末永い平和と、共に繁栄する調和的世界の建設に努力していく。
さらに、中国は終始、平和的発展の道を進んでいく。これは、時代発展の潮流と自身の根本的利益により、中国政府と人民が下した戦略的選択である。中国は国際紛争や今注目を集める問題の平和的解決に尽力し、国際間や地域間の安全保障協力を進め、一切の形式によるテロリズムに反対する。中国は、防御的な国防政策を遂行し、軍事競争はせず、いかなる国家に対しても、軍事威嚇を行わない。
中国は平和共存五原則を踏まえた上で、すべての国との友好関係をすすめていく。先進国との戦略対話、周辺諸国との友好・協力関係、数多い発展途上国との協力の強化を継続していく。積極的に多方面の実務に参与し、相応の国際的な義務を請負い、建設的な役割を発揮して、国際秩序が公正で合理的な方向へ発展するよう努める。
「人民網日本語版」2007年10月15日 |