胡錦濤総書記は開幕式の報告の中で、軍隊・国防事業の現代化に対する新たな展望について述べた。要点は次の通り。
国家の安全保障戦略と発展戦略の両局面を把握し、経済建設と国防建設を総合的に計画しなければならない。「小康社会(いくらかゆとりのある社会)」建設の進展過程で、富国と強兵を同時に実現してゆく。
党と人民によって与えられた新しい時代における軍隊の歴史的使命を全面的に履行する。「科学的発展観」を軍隊・国防事業建設のための重要な指導方針とし、新時代の軍事戦略方針を貫き、中国の特色を備えた軍事改革を進め、安全に対するさまざまな脅威に対応し、多様な軍事任務を果たすための能力を高めて、国家の主権・安全・領土保全を守り、世界の平和維持に貢献する力となる。
世界の軍事発展の新たな趨勢と中国の発展の必要性に応じて、軍事理論・軍事技術・軍事組織・軍事管理制度の刷新をすすめる。軍隊の編制と政策制度を改革・調整し、中国の特色を備え且つ現代的軍隊の構築パターンに合う組織モデル・制度配置・運用方式を徐々に形成する。
「人民網日本語版」2007年10月15日 |