国務院の温家宝総理は29日、中日国交正常化35周年を祝して日本の福田康夫首相と電話で祝辞を交わした。
温家宝総理は電話で「35年前の今日、中日両国の政治家は歴史的な決断をし、国交正常化を果し、両国の関係を新たな1ページが開かれた。 35年来、両国政府と各界人々の努力のもと、中日関係は大いに発展し、両国民に大きな利益をもたらした。今、中日両国関係は全面的に戦略的互恵関係を構築する新しい段階にさしかかっており、更なる発展の機会に面している。両国が国交正常化35周年を機に、いっそうの努力をし、両国関係が長期的な健全で安定した発展をすることを心から願っている」と述べた。
福田首相は「35年前の『日中共同声明』が両国間に橋渡しをし、後の『日中平和友好条約』がその橋をより強固なものとした。両国間の各分野での交流と協力は発展の気勢を強めており、これは非常に喜ばしい事である。日中国交正常化35周年のこの日を機に、中国との協力をさらに強化し、「戦略的互恵関係」の構築、アジアと世界の平和、安定と発展のために、建設的な貢献をしていくことを決意した」と述べた。
「人民網日本語版」2007年9月29日 |