中日国交正常化35周年を記念して人民網では19日から、中国国内で影響力のある日系企業経営者を招き、「日系企業と中国の持続的発展」をテーマにビデオインタビューを開始した。
24日には富士フイルム中国投資有限公司の董事兼総経理である横田孝二氏を取材した。
横田氏はインタビューで、富士フイルムが中国での投資を始めた時期はそれほど早くなかったが、中国ビジネスの開始は遅くないと述べ、1963年に技術者が映画フイルムとX線フイルムの市場調査に中国出張したのが最初だと紹介した。
横田氏によると、富士フイルムが中国で直接的投資を始め、生産会社を設立したのは1990年代以降だった。当時多くの外資企業は主に中国を生産基地だと考えていたが、同社は中国に工場建設投資をする際に、今後の中国の市場としての大きく、急速な発展を予測し、直接この市場の中で生産と顧客への商品供給をしていくことを決めたという。
写真人民網を訪れた富士フイルム中国投資の横田孝二総経理(右)と徐瑞馥副総経理
動画はこちらから(日本語通訳あり)
mms://video0.people.com.cn/jbft/jb-2007092403.wmv
「人民網日本語版」2007年9月25日 |