中日国交正常化35周年を記念する一環として、「万里長城同唱朋友交流会」コンサートが21日に北京八達嶺長城で開かれた。主役の菅原保徳氏が、情感あふれる歌声で中国の友人に対する感謝の気持ちと熱情を示した。
1時間にわたるコンサートでは、菅原氏は「朋友」(友達)や「大海啊故郷(海は私の故郷)」など中国でおなじみの歌や「四季の歌」、「きらきら星」、「ありがとうのうた」など日本の歌を披露した。
菅原氏は、「長城でこのような記念コンサートを開くことができて、大変光栄です。21世紀はアジアの時代、中日両国の友好関係もますます重要になってきます。永遠の平和を願って、今回のコンサートを私の生涯最高のコンサートにしたいと思っています」と語った。
菅原氏は西城秀樹氏が98年に万里の長城でコンサートを開催して以来の二人目の日本人歌手である。
「北京週報日本語版」2007年9月26日 |