安徽省黄山市で19日開かれた「全国無形文化遺産保護工作会議」によると、中国は来年、国家級無形文化遺産の第2弾リストと発表する。現在は申請を受け付けており、既に各地から2334項目が寄せられた。文化部はまた、第1弾リストに入った春節(旧正月)、端午節、中秋節および少数民族の重要祭日などから、民衆の参加に相応しい祭日を選んで「民族伝統祭日文化遺産保護基地」を創設する計画を進めている。
文化部の周和平副部長によると、6月末までに文化部には、31の省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団、澳門(マカオ)特別行政区、中央政府所属機関などから、文学、音楽、舞踊、戯劇、曲芸、雑技・競技、美術、工芸、医薬、民俗風習など10種2334項目の申請が寄せられた。これらは今整理されている最中で、近く選定の基準やプロセスに従って専門家が審査と承認を行う。来年元旦までの一般発表を目指し、報告を受けた国務院の発表に続く。無形文化遺産第2弾リストでは、芸術的、科学的、歴史的価値が高く、存亡の危機にある少数民族の文化に注目が集まるとみられている。
「人民網日本語版」2007年9月20日 |