中国国家腐敗予防局の成立記者会見・成立式典が13日、中国監察部で開催された。国家腐敗予防局の設立は、腐敗に対する懲罰を強化し、根本からの腐敗防止を重視することで、防止と処罰を同時に進める新しい腐敗撲滅構造を形成するという政府の意図が伺える。
同局の馬馼・局長(中国共産党紀律検査委員会副書記・監察部部長)は、「国家腐敗予防局の設立は、中国政府が腐敗防止活動をさらに踏み込んで実施するために講じられた重大措置だ。同局の設立は、反腐敗・清廉潔白提唱という戦略方針を堅持し、懲罰・腐敗防止システムを構築し、腐敗防止作業を有効に展開していく、『国連腐敗防止条約』の規定義務を履行する需要だ。同局の設立は、中国の反腐敗・清廉潔白提唱をより深いレベルに発展させるための必然的な要求によるものだ」とコメントした。
「人民網日本語版」2007年9月14日
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