蘭州市政府は第11次5カ年計画期間中、黄河の汚染対策に74億3600万元を投入することを決めた。
同市の安寧に建設していた外観が対戦車手榴弾の形をした汚水処理場が9月30日までに稼動する。日間汚水処理能力は20万トン。
6月17日の大雨で、蘭州市を流れる黄河は再び汚染された。汚染物は主に生活ゴミで、汚染水域は数十キロに及んだ。
昨年の12月22日午前、黄河は数十キロにわたって乳白色に変色した。
冬になると水量が減少するため、黄河は汚水排出口から流れ出る汚水で悪臭を放つ。
昨年11月21日12時ごろ、黄河は汚染で赤く変色。2キロにわたり1時間ほど続いた。
「北京週報日本語版」2007年9月17日 |