日本政府の招きに応じ、全国政治協商会議の賈慶林主席は12日から日本を公式訪問し、日本の安倍晋三首相をはじめとする各国政府の要人と共に、9月15日に日本で行われる第九回世界華商大会の開幕式に出席する。
第九回世界華商大会組織委員会の蒋暁松執行委員長によると、今回の世界華商大会のテーマは「和合共栄、世界に恩恵を及ぼす」で、「和」のうえで協力を深め、相互競争の中からに繁栄する道を探ることを目指している。
大会期間中には、世界各地の華人・華僑の企業家たち及び中日両国の学者たちが、華商経済圏と日本経済、近代におけるアジアと華僑、アジアの都市開発とライフスタイルなどさまざまなテーマについて、深い討論を行うことになっており、同時に、中日マスコミ首脳会議、2008北京五輪報告会、上海万国博覧会報告会及び中華博覧会などの交流活動も行われることになった。
賈慶林主席と安倍晋三首相の出席は、中日両国政府が今回の華商大会に関心を寄せていることを裏付けており、この大会も中日関係の持続的な改善に役立つ、と見られている。
世界華商大会は、華僑・華人が集まる世界最大規模のイベントで、隔年で開催される。これまで、シンガポール、香港、バンコク、バンクーバー、メルボルン、南京、クアラルンプール、ソウルなどで開催されている。
「チャイナネット」2007年9月12日 |