北京市は「食品安全リスク警告情報」の公布を計画しており、市民が食品の安全情報を適宜確保することができるようにする。北京市品質監督局の品質監督・法執行督察処の何建濤氏が11日、北京食品協会の開催した食品安全シンポジウムで明らかにした。「北京晨報」が伝えた。
何氏は、次のように説明した。
北京市は食品の品質と安全リスクへの警告体制を構築することになった。警告体制は、専門家からなる顧問委員会、突発的な事故への緊急対応機構、食品検査および科学研究機構、情報収集・分析機構からなる。この体制は次の4つの役割をもつ。
▽「食品安全リスク警告情報」を公布する。
▽市内で生産・加工される食品の品質安全と隠れた危険を発見し減少させる。
▽食品にかかわる突発事件への処理能力を高め、迅速な対応メカニズムを整備する。
▽潜在的な食品安全リスクの研究を行い、リスク要因を分析し、対策を講じる。
「人民網日本語版」2007年9月12日 |