問:第17回党大会に出席する代表の選出はどのようなプロセスを経るのか?
答:全党7000余万の党員の中から、2220名の出席代表を選出するためには、各級と各類の党組織の党員全体が参加する必要がある。これを完遂するには、代表についての基準と条件を明確にすることが必要なばかりではなく、科学的かつ厳密な選出手順も必要である。したがって、「通知」は代表の選出手順を明確に規定しており、具体的には以下5段階の手順を包括している。
1 推薦指名。代表候補者の推薦指名は末端組織から始め、全ての末端組織の党員が参加する。広い範囲に選出活動を浸透させ、末端組織の党員の参与率を保証する。上層部と末端組織が繰り返して討議し、多数党組織或いは多数党員の意見に基づき、代表候補者の推薦人選を確定する。県(市)と地(市)党委員会が上級組織に報告した推薦人選は全委員会の討論によって決定する。代表候補者の初歩的な人選名簿は、選出単位の党常務委員会の討論によって確定する。
2 組織考察。代表が具備するべき条件に基づき、代表候補者初歩人選考察対象に対して考察を行なう。考察時には、考察予告をしなければならない。すべての考察対象に対する所属単位党組織及び紀律検査、監察機関の意見を求めなければならない。
3 代表候補者初歩人選の確定及び公示。本選出単位の代表定数(差額数を含む)と代表条件、構造要求及び考察状況に基づいて、党の常務委員会が代表候補者初歩人選名簿を検討、作成すると同時に、これを選出単位範囲内に適切な方式で公示する。代表候補者初歩人選名簿を確定する前に、同級の紀律検査機関の意見を求めなければならない。
4 代表候補者予備人選の確定。党の委員会全体会議を召集し、代表候補者予備人選を確定すると同時に、規定時間に基づいて中央組織部に報告し初歩審査を行う。省、自治区、直轄市の全委員会を招集する前に、民主党派、工商業連合会、無党派の人士に連絡し意見を聴取しなければならない。
5 代表選出。党代表大会或いは党代表会議を召集し、差額選出により第17回党大会の出席代表を選出する。
党の第17回全国代表大会の召集前に、第17回党大会代表資格審査委員会が代表に対して資格審査を実施する。
「チャイナネット」資料2007年6月 |