中国共産党は1921年7月1日に創立した中国の政権党であり、中国の各民族人民の利益を代表し、中国の社会主義事業の指導的中核である。2005年末現在、中国共産党の党員総数は7080万人、党の末端組織は352万に達し、そのうち末端党委員会は17万、組織部は21万、党支部は314万ある。
1949年の中華人民共和国成立後、中国共産党は全国各民族人民を指導してさまざまな困難を克服し、貧しい、立ち遅れた半植民地・半封建国家であった中国を初歩的に富み栄える社会主義国に築き上げた。
中国共産党の指導は主に思想・政治の指導である。党は人民の意志を集中して自らの主張と政策を形成している。これらの主張と政策は国の法的手続きに従い、全国人民代表大会の決定を経て国の法律と決定になる。国の指導体制では、党は政府の機能を肩代わりしない。党は憲法と法律の範囲内で活動を行ない、憲法と法律を超越する権利はない。党員はすべての公民と同じで、法律の前ではすべての人は平等である。
2006年に中央の各クラス規律検査機関から党の規律処分を受けたものは党員総数の0.14%を占め9万7260人に達した。そのうち、社会の管理秩序妨害、背任・汚職、廉潔政治と自己を律する規定や財政規律の違反によって処分を受けたものは党員総数の81.2%を占め7万8980人となった。党の規律に違反して罪を犯した容疑のあるとして司法機関に移送されたものは3530人で、党の規律処分を受けたものの3.6%を占めた。犯罪の容疑で司法機関に移送された省・部クラス幹部は7人である。2006年、各クラス規律検査機関が取り調べたゆゆしく規律に違反し、司法機関の処理を受けた案件は前年同期と比べ10.9%減った。
中国共産党中央の機関紙は『人民日報』であり、理論刊行物は『求是』誌である。
「北京週報日本語版」 2007年8月 |