繆暁陽
8月10日午後、2007年度「ソニー海外学生交流プロジェクト「Sony Student Project Abroad」( 略称SSPA)、中国青年学生ソニー訪日代表団の成果発表会が北京市の朝陽公園にある「Sony Exploratory Science」科学技術館で開催された。
SSPAはソニーが06年から実施している全く新しい社会公益活動で、毎年選出された優秀な中国の高校生を交流と学習のために日本に招待するというもの。ソニーは「中国に根ざし、共に長期的な発展をめざす」を理念に掲げ、この意義深い活動を通じて中日の民間交流を絶えず促進している。
発表会には中華全国青年連合会の万学軍副秘書長、ソニーグループの執行副総裁、ソニー(中国)有限公司の高篠静雄理事長、ソニーグループの原直史高級副総裁らが出席して挨拶した。活動の目的について、万学軍副秘書長は「今回、『小公民、大素質』(国際化時代に羽ばたく若者)をテーマに行った原稿募集と訪日活動は、昨年に続いて全国青連とソニーによる協力プロジェクトで、中国の青少年が自身の資質を高めることを促進し、両国の青少年の間の友好を深めることが目的だった。日本を訪問中、北京と杭州、成都から参加した30人の優秀な高校生たちは見学や講座、ホームステイ、製作などの活動を通じて、日本国民が環境保護や国の建設などの面で払った努力を体験すると共に、環境保護や科学技術、人文などに関する知識を学んだ。また同時に、日本の同じ世代と非常に意義のある交流を行ったことで、お互いに気持ちが通じ、友好が促進された」と評価した。
挨拶する万学軍副秘書長
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