オリンピックの環境面での保障措置に科学的根拠を示し、事前の経験を蓄積するため、北京市は8月17日~20日、通行車両の減少が空気の質的レベルの改善にどの程度影響するかについて測定し、データを収集する。北京ではこの4日間、測定のため、ナンバープレートの偶数・奇数を交互に規制する、出勤時間をずらすなどの方法で車両の数を減らす。この期間、北京では毎日約130万台の車両が使用されなくなると見込まれ、自動車の排ガスが大幅に削減できる。
測定時間は17日~20日の6時~24時まで。パトカー、消防車、救急車、救難車などの特殊用途自動車、公共のトロリーバスと路線バス、タクシー、郵便配送車、各国公館・国際機関の専用車、公安機関交通管理部門が認めた各種貨物輸送通行証(危険物輸送通行証を持つ車両を含む)を持ち、市街の通常生活を保障するための車両、「グッドラック北京」競技大会の関係車両などは、ナンバー別規制の対象にはならない。
市の公共交通グループはこの期間、1日あたり700~800台を追加運行、便数は普段より約1割増となる。
「人民網日本語版」2007年8月10日 |