ソニーは2日、35万台の設計に問題があったデジタルカメラの部品を無料で交換すると発表した。
ソニーのスポークスマンによると、今回の部品交換の対象は、ソニーのデジタルスチルカメラサイバーショット「DSC-T5」の製品で、日本で出荷した6万6000台と、米国、ヨーロッパ、中国などの海外市場に出荷された28万4000台が対象となる。この製品は底面の外装部品のメッキがはがれて、めくれあがり、その部分に直接触れると手や指を傷つける恐れがあった。
「DSC-T5」は2005年の9月に発売され、発売後約1月後にソニーは設計に問題があることを発見した。同カメラを購入した約30人の日本の消費者と多くの外国の消費者が立て続けにソニーに苦情を申し出た。中には軽い擦り傷や切り傷を負った人もいた。ソニーは声明の中で、消費者に型番号と製品番号を調べ、欠陥商品に該当するかどうかをまず確認するよう呼びかけた。
「人民網日本語版」2007年8月4日 |