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北京週報の特別報道  
温家宝総理、北京農産物市場を視察・物価安定の維持を強調

             

               新発地農産物市場で野菜の取引状況を視察する温家宝総理

温家宝総理は4日午前、北京で規模最大の農産物市場・新発地農産物卸売市場を視察した。肉類販売ホールで、総理は仕入れや販売状況、価格などを詳しく尋ねるととともに、店主らと豚肉市場の状況について意見を交わした。

52番の前で、総理が「市場の状況を見にきたのだが、現在の豚肉の値段と販売の状況はどうか」と聞くと、店主の銭広平さんは「平均して毎日500キロ売れるが、以前の最も多かった時と比べると100キロも少ない。値段も上がっている」と答えた後、「値段は下がるでしょうか」と尋ねた。

総理は「われわれはすでに一連の措置を講じている。カギとなるのは、農民の積極性を引き出して生産を活発にすることだ。政策が適切であれば、供給量は回復し、値段も下がるだろう。だが、豚の飼育には周期があり、時間がかかる」と答えた。

その後、総理は野菜販売ホールを回り、各地から来た野菜の卸売業者一人ひとりと言葉を交わし、野菜の値段や彼らの北京での生活状況を尋ねた。

市場の管理者に対して総理は「市場の取引には公開、公正、透明という秩序がなければならない。価格は生産者と経営者、消費者、この三者の利益を考慮し、市場の規律にもとづいて形成されるもので、物価のつり上げは絶対に許されない」と強調。

総理は視察しながら、「この2カ月間、消費者物価が明らかに上昇していることに、社会各方面の関心が集まっている。価格を総体的に引き上げているのは、穀物や豚肉などの農産物だが、確かに少数の経営者が機に乗じて値段を引き上げたり、物価のつり上げをはかったりといった現象もある。これらの現象は正常な市場秩序を乱し、大衆の利益を損なうものだ。この問題は非常に重視しなければならない」と指摘した。

また、総理は当面の重点課題として(1)秋季の穀物と重要な農産物の生産を確保する(2)市場への供給を保障する(3)市場の監督・管理と価格法の執行を強化する(4)住民とりわけ経済的に困難な住民の生産と生活に配慮する――の4点を挙げた。

「北京週報日本語版」2007年8月6日

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