北京市は今後、飲食店の監督管理を強化する構えだ。
北京市では数年前から、飲食店の衛生対策の実施状況を、A~Dの4段階に分けて評価している。すでに市内の飲食店店舗がこの評価内容を店内で積極的に公開しており、年末までには、市内すべての飲食店で公開される予定だ。年上半期(1~6月)、同市衛生部門は飲食企業の衛生状況に対する厳格な調査が行われ、現在、北京市のほとんどの飲食企業はA、B級の評価を受けている。
しかし、07年上半期、北京市工商部門に通報のあった1万2315件のクレームのうち、食品関係のクレーム件数は2980件に及んだ。無免許営業、質の悪い食品が混入している、賞味期限が過ぎているなどのクレームが相次いでいる(件数はそれぞれ1220件、741件、215件)。
「新華ネット」2007年7月25日
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