世界保健機構(WHO)の陳馮富珍事務局長は17日、ジュネーブにおいて、「食品の安全は全世界が直面する問題であり、特定の国家に起因するものではない。各国の政府はともに管理制度を強化し、適切な措置を採ることで食品の安全に努めなくてはならない」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 陳馮富珍事務局長は、先進国と発展途上国はともに食品の安全の問題に直面しており、WHOでは毎月、193の加盟国からおよそ200項目の、食品の安全問題の報告を受けている。世界人口は64億以上に達し、一日に人が消費する食料は膨大な量になる。食品の安全の重要性はもはや言うまでもない。 陳馮富珍事務局長は、食品の安全を保証するには、まず管理体制の強化と適切な措置が重要であり、WHOでは今後この方面において、加盟国と協力のもと、必要な助けを提供していくと語った。
「人民網日本語版」2007年7月18日
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