世界で最大の絶滅危惧種である華南トラは現在、国内の動物園を含めても100頭足らずにすぎない。華南トラを救うため、国家林業局と福建省竜岩市は98年から同市にある野生華南トラの主要な生息地、梅花山自然保護区で保護プロジェクトを実施してきた。現在、梅花山にある「中国トラ園」では、動物園から送られてきた華南トラを放し飼いにしたり、野生化の訓練をしたりしている。10年間にわたる努力が実って、すでに2世代まで繁殖し、頭数も6頭から24頭に増えた。
野生化訓練を経て、一部は中大型動物を捕獲する能力を持つまでになった。写真は15日に撮影。
「北京週報日本語版」2007年7月17日
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