新疆ウイグル自治区第10期人民政府第42回常務会議からの情報によると、中国政府は187億元余りの資金を投入し、ジュンガル盆地の南際および艾比湖盆地周辺と、タリム盆地周辺の砂漠化が比較的深刻な2地域に対し、拡大防止の整備を行う。これによって中国西北部の2大砂漠、タクラマカン砂漠とグルバンテュンギュト砂漠の拡大を阻止するねらい。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 この「新疆砂漠防止整備重点地区工事建設計画」と名づけられたプロジェクトは、2008年~2015年までの8年を2期に分け実施し、第1期を2008年~2010年とする。整備範囲は新疆の14の省、市、58の県に及ぶ。 新疆ウイグル自治区のイスマイル・ティリワルデ主席によれば、このプロジェクトの予算は、その80%を国家から投資し、20%を同自治区より出資する。同自治区では予算を地方財政に頼るとともに、砂漠防止、整備のための寄付金を広く募る.
「人民網日本語版」2007年7月10日
|