——「中日青年友誼計画」20周年記念式典
繆暁陽
6月30日午後、「中日青年友誼計画」20周年記念式典が中日青年交流センターの国際会議ホールで盛大に催された。07年中国青年視察団の団員や過去の視察団々員の代表、ホームステイ先のホストファミリーの代表、日本側実施团体の代表、日本海外協力隊員、日本国際協力機構(JICA)本部の代表ら約250人が出席し、これまでの思い出を温め、厚い友情を受け継いだ。
「中日青年友誼計画」は1987年に開始。両国政府の交換文書に基づき、日本政府が中国各界の優秀な青年の代表を毎年日本に招待する青年交流プロジェクトだ。中華全国青年連合会(全国青連)とJICAが実施団体となっている。これまでに訪日した青年は累計4258人。中日関係の長期的な健全かつ安定した発展の基礎を築いてきた。
式典では、全国青連の張暁蘭副主席、JICAアジア二部の海保誠治部長、在中国日本大使館の宮本雄二大使、中国科学技術部国際合作司の葉冬栢副司長らが挨拶した。「中日青年友誼計画」20年来の輝かしい歴史を振りかえり、張暁蘭副主席は計画の持続的な実施は重要な役割を発揮したとして(1)中日両国の近隣友好協力関係の発展を力強く推進した(2)両国の青年交流のより幅広い、より深い発展を推進した(3)我が国のために国際競争力を備えた数多くの優秀な若い人材が育成された――の3点を強調。そのうえで「現在、中日関係は発展に向けた得がたいチャンスに恵まれており、両国首脳は大規模な青少年代表団を互いに派遣し、訪問することで合意した。両国の青年の交流は非常に順調に発展している」と述べた。
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