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日本人から見た中国  
恵みの雨 日中青年世代友好代表団、甘粛にゆく

いつまでも続く小雨は、甘粛省中東部の「客人」になって17日で3日目となり、干ばつに長年にわたり苦しめられてきた黄土の大地を潤してくれた。「これは恵みの雨だ」。日中青年世代友好代表団が雨とともに訪れたのはまさに時宜にかなったものだ。中日の青年はここで互いに知り合い、交流し、学びあった。

「日本には、恵みの雨は一切が順調であることを表すという諺がある」。ある女性団員は蘭州のこの雨で気持ちが晴れ晴れとしたと語った。恵みの雨の中、代表団は6つのグループに分かれ、蘭州の青年が付き添ってそれぞれ別の場所で甘粛省の職業教育、黄河文明、地方経済、緑化などについて視察を行った。

「あんなに濁った黄河の水が、処理されてクリーンな飲料水になるとは、本当に不思議だ」。黄河から取水する蘭州浄水場は彼らの好奇心をかき立てた。

同じように黄河の水と関係のある蘭州水車博覧園は、黄河の岸辺にある。水車は大小合わせて27基、水力タービンは4基、水力製粉所は1カ所。すでに白髪の岡崎眞氏は展示されたさまざまな灌漑用具に興味を持ったようだ。体をやや前に傾けて水力タービンを押し始めた。楽しくて疲れなど感じない様子だった。団長で日中協会会長の野田毅氏は興味津津に、中国共産主義青年団甘粛省党委員会の書記の王永前氏と水車を回転させて水を汲みあげた。

甘粛省博物館では、団員は眼前に展示された古生物の化石や彩陶、漢代の木簡などの文物に見入っていた。こんなに近いところで見学できることを、彼らは文物専門家あるいは学者並みの待遇だと感じたようだ。

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