国家発展改革委員会の解振華副主任は22日北京で、「中国の省エネと排気ガスの削減などの状況は依然として厳しいものだ。このような状態をいち早く改めなければ、中国政府が制定した「第11次五カ年計画」の省エネと排出量削減の目標を実現するのは難しい」と述べた。

解振華副主任はまた、「いまの最大の障害は、経済発展における構造的矛盾が際立っていることだ。内外市場の需要や投資の増加によって、一部地方のプロジェクト実施、生産能力拡大の意欲も高まる一方だ。そのため、エネルギー消費が多く、汚染がひどい業界の生産や輸出、投資などもかなり増えている。これは、エネルギー消費の急増を招くに違いない」と指摘した。

「北京週報日本語版」2007年6月25日