中日文化・スポーツ交流年の一環として、日本沖縄歌舞劇団「 美(ちゅら)」は5月12日北京懐柔区国際会議センターの前の野外広場で訪中公演を行い、中国の人たちに濃厚な地方色に富んでいる琉球文化を示している。訪中公演は大連、北京のほか、それぞれ嘉興、紹興、寧波で行われる予定。
沖縄歌舞劇団「美(ちゅら)」 琉球舞踊は、愛と思いを象徴化した華麗な舞、古武術を象徴化した武の舞、生活に密着した庶民的な舞など、多彩な表現力とコントラストに富んだ素晴らしい芸能だ。その琉球舞踊の伝統を活かし、さらに今日的なテーマと表現を追及した作品を世に送りだすため、 2000 年 4 月、華麗さと力強さを兼ね備えた沖縄の女性たちによるプロの歌舞劇団が誕生した。
「美」という言葉を、沖縄古来の言葉で「ちゅら」と言う。沖縄歌舞劇団・美(ちゅら)という劇団名には、「伝統と未来を結ぶ美」つまり私たちが忘れかけている文化や習慣、そして心の美しさを再発見しつつ21世紀の新たなる創造へ向けて羽ばたいていきたいという思いが込められている。
同歌舞劇団は地元沖縄県での活動はもとより全国で公演をしているほか、これまでに海外20カ国以上で公演している。
「北京週報日本語版」2007年5月15日 |