日本政府は1000億円の資金を投じ、日本企業による中国の環境保護・省エネルギープロジェクトへの投資をサポートしていく準備をすすめていることが、このほど明らかになった。
日本の環境保護に取り組む企業は今後、次々に中国を訪問し、環境保護市場の調査・研究を行っていく。山東省は環境保護市場の潜在力が極めて巨大なため、日本企業が投資を行う最初の地区とされている。
昨年末に安倍首相が中国を訪問して以来、伊藤忠、三菱、丸紅、日立、東レなどが山東を訪問し、山東省の環境保護省エネルギープロジェクトを視察した。山東省対外経済貿易合作庁アジア処の関係者は「日本の山東環境保護プロジェクトへの関心はきわめて高く、日本企業の環境保護への投資はまもなく新たなピークを迎える」と述べた。
2006年末から現在までのわずか5カ月の間に、日本の環境大臣、企業協会や著名企業などが山東省を視察した。視察は合計15回に達し、月平均で3回以上に及んだ。
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