日本政府の招きに応じて、温家宝総理は11日午後、東京に到着し、日本への公式訪問を始めた。これは中国の総理の7年ぶりの日本訪問となる。
温家宝総理は空港でステートメントを発表し、この中で、「今年は中日国交正常化35周年に当たり、両国関係の改善や発展にとって、貴重なチャンスである。今回訪日の目的は政治的な相互信頼を強め、互恵協力関係を深め、友好交流を拡大し、中日関係の長期的かつ健全で前向きな発展を推し進めるためだ。今回の訪問を通じて、中日善隣友好関係をさらに高いレベルに引き上げたい」と語った。
訪日の期間には、温家宝総理は日本国の天皇と会見するほか、安倍晋三首相と会談し、また日本の国会で演説を行うことになっている。中国のトップが日本の国会で演説を行なうのは20年ぶりのことである。
「CRI」より2007年4月11日