韓国のノムヒョン大統領及び日本の安倍晋三首相の招きで、温家宝総理は10日午前、特別機で4日間にわたる公式訪問のため韓日に向けて出発した。
外交部の李肇星部長、国家発展改革委員会の馬凯主任、商務部の薄熙来部長、文化部の孫家正部長、国務院研究室の魏礼群主任、国務院の李適時副秘書長、外交部の武大偉副部長、温家宝総理弁公室の丘小雄主任らが温家宝総理に随行している。
韓国への公式訪問を直前にして、温家宝総理は北京駐在の韓国メディアのインタビューに応じた際、中韓両国の間では数千年にわたる友好往来の歴史があり、国土をめぐっての紛争もないので、これは両国関係の発展にプラスとなり、両国関係の発展のための重要な政治的基盤となる、と語った。
日本訪問について、温家宝総理は内外記者会見で、昨年の安倍首相の訪中は「砕氷の旅」であり、私の四月の訪日は「氷を融かす旅」となるであろうと述べ、訪問の期間には、安倍首相と中日戦略的互恵関係の構築について合意し、両国の経済協力メカニズムの構築、科学技術・教育の交流及び人的往来、特に青少年の往来を促し、中日両国間における長期的な、安定かつ健全な友好協力関係の強化を期待していると語った。
「チャイナネット」2007年4月10日
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