――温家宝総理は以前、今回の訪日を「氷を溶かす旅」にしたいと語った。この「氷を溶かす旅」とはどういう意味か。中国は中日関係にどのような進展を望んでいるのか。第2に、温総理は日本の国会での演説を予定しているが、その目的と意義は。第3に、温総理は訪日中に京都も訪問する予定だが、京都を選んだ理由は。中国側は温総理の京都訪問に、どのような成果を望んでいるのか。
最初の質問だが、温総理は訪日前に日本側の取材を受ける予定なので、この問題はやはり、温総理本人に聞くのが最も適切だと思う。中日関係は、政治だけでなく、経済・貿易・文化などの面でも改善され、両国間の友好基盤もたゆまず拡大されるべきだ。われわれは全方位的に、幅広い分野で、日本と利益共有型の友好協力関係を発展させ、平和共存、世々代々の友好、互恵協力、共同発展を実現することを望んでいる。
国会演説についてだが、温総理はこの非常に重要な場を利用して、中日関係の改善と発展、および中日協力について、中国側の政策と主張を詳述することと思う。
「人民網日本語版」2007年4月4日
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