中国と日本の国交正常化35周年を迎えたのを記念し、両国民に中日関係について本音で語り合ってもらおうと29日夜、「中日ネット対話」が行われた。
これはCRI・中国国際放送局が主催したもので、インターネット回線を利用して、東京と北京のスタジオをつないで開かれた。今回のテーマは「中国人と日本人、いかに付き合うか」だ。中国側と日本側それぞれ2人のパネラーが、1時間にわたって、両国民の生活や文化、思考様式などの相違について意見を交わした。また両国のインターネット利用者がウェブサイトを通じて、それぞれ母国語で意見を述べ、対話に参加した。
今回の「対話」はCRIの中国語ページ(http://gb.cri.cn)と日本語ページ(http://jp.cri.cn)を通じて、音声や文字、画像などで生中継され、また、CRIのFM放送『環球資訊チャンネル(FM90.5)』、CRI発行の新聞『世界新聞報』でも大きく報道された。さらに日本のNHKや共同通信社、朝日新聞、東京放送(TBS)などからも注目されている。
このネット対話は中日両国民の交流の場となるよう、今年の夏・秋・冬に1回ずつ行うことになっている。現在、CRIの中国語ページでは、「夏」に開催される「対話」の話題を募集している。
なお、同様の番組では、去年10月26日、「中日大学生ネット対話」が行なわれ、約10万人が聞いたという。
「CRI」2007-03-29
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