国際的な二大レコード会社ソニーBMGとワーナーミュージックは24日米国で発表を行い、携帯電話配信用音楽の開発を行う「Access(中国)伝媒技術有限公司」に共同で投資し、中国の携帯電話配信用音楽の市場に進出することを明らかにした。両社によると、今回は主に中国語の楽曲についての取引になるという。
二大レコード会社の出資を受けたAccess(中国)伝媒技術は、東京のAccessとシアトルのデジタルメディア会社Melodeoの合資で設立された。
携帯電話配信用音楽の市場規模は目下急速に成長しており、2006年アジア地区における同サービスの総収入は33億ドル、中国の同市場は2010年には28億ドルに達するとみられている。伝統ある大手レコード会社が同市場に急いで参入したがるのもうなずける。
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