北京市北三環中路1号にあり、中国で最初の国家クラスの総合科学技術館で、1988年にオープンし、敷地面積は5万8000平方メートルである。

同博物館には500点余りのものが展示され、展示ホールは常設展示ホール、オムノマックス映画ホール、児童科学パークの三つの部分に分かれている。常設展示ホールは古代伝統技術展示ホールと近代科学技術展示ホールの二つの部分からなり、古代伝統技術展示ホールでは、中華民族の絢爛たる文明の成果を反映する貴重な展示品が陳列され、世界で名を知られる四大発明および天文、陶磁器、建築、青銅、鋳造、紡織、刺しゅう、中医学（漢方医学）、機械、手工芸などの学科の内容が紹介されており、近代科学技術展示ホールでは、電磁、力学、機械、音声・光と情報技術、核技術など各学科の基本原理と科学技術の成果が展示されている。館内の半球型映画ホールは中国で最初のオムノマックス映画ホールで、二重の球面を採用し、スクリーンの直径は27メートルで、立体の音響と視野の範囲を超えた画面は、現場に身を置くように感じがする。