五輪前後の一定期間有効の短期ビザを設けて外国人に便宜を図ることも考えていいのではないか、とグレンジャー教授は提言。またシドニー五輪とロサンゼルス五輪の経験を参考にしてこの問題を解決できれば、より多くの外国人に中国をアピールできると話す。
指揮部によると、立法化課題の検討は半年以内に終える予定。
立法化課題の一部
* 移動人口数(出入国者数、北京出入者数)の管理
* 鉄道、地下鉄、バスなど公共交通の無料輸送サービス
* 交通規制、専用車道設置に関する規定
* 盲導犬など介護犬の公共施設の出入りに関する規定
* 公共交通での車椅子利用に関する規定
* ボランティアの募集と管理
* 競技種目を対象にした賭博の禁止
* 検疫問題
* 都市公共施設の使用と管理
* 北京市および周辺にある重大汚染源企業の生産規制・停止に関する基準
* 生ゴミ、建築ゴミや生活ゴミの収集・搬出・処理
* 飲食サービス需要に伴なう食品衛生基準の見直し
* 競技施設での禁煙に関する規定
* ビラの無秩序な張り出しの取り締りと記載電話への呼び出し規制
* 強引な勧誘や街頭での押し売り、物価のつり上げなどの取り締まり
* 観光、サービス、飲食など場所の関連施設の管理
* 軍事施設など立ち入り禁止区域や名勝、古跡での海外メディアによる撮影の管理
* 北京車両の通行の分流・規制
* 北京市以外の車両の市内通行台数の制限
* 外交関係のない国の居民の中国観光の許可
* 観戦チケットを持たない入国者の管理
* 五輪期間中の休暇
「北京週報日本語版」
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