中国四川大地震でできた四川省北川チャン族自治県の「唐家山土砂崩れダム」(堰止め湖)で進んでいた排水路造成工事が5月31日に完了した。
同ダムの貯水量は同月30日時点で1億7000万立方メートル以上に達しており、決壊すれば大被害が予想されることから、軍などが排水路掘削を急いでいた。すでに下流域の約20万人が避難している。
緊急救援指揮本部によると、31日午後10時までに、13万立方メートルの土砂や石を排除し、17キロの道路を開通させたということである。 31日午後10時までに、四川省唐家山堰き止め湖付近の道路の緊急土砂排除工事が完了した。
「北京週報日本語版」2008年6月5日 |