四川省の臥竜パンダ保護研究センターでは6月10日の午前、施設や土砂崩れの下敷きになって死亡したパンダの「毛毛」の葬儀が行われた。「毛毛」は9日の復旧作業中に発見された。
1999年に生まれた「毛毛」は、1歳から3歳までの3頭のパンダの母親で、センターのスタッフたちは、「毛毛」の3頭の子どもたちを大切に育てていくと話す。
臥竜保護区にある32棟のパンダの施設のうち14棟が全壊し、ほかの施設も被害を受けた。このセンターでは地震前に63頭のパンダが飼育されていたが、現在は8頭が北京に、6頭は四川省雅安に移されている。残った48頭のパンダはみんな無事だ。
「チャイナネット」2008年6月11日
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