軍事パレードは約66分間。14の徒歩隊列、30の装備隊列、12の航空編隊の計56隊列(編隊)が参加する。
徒歩隊列は陸海空軍の儀仗隊、陸軍・海軍・空軍・戦略ミサイル部隊の軍校と部隊、武装警察、民兵、予備役の隊列からなる。各隊列は基本的に352人構成。
装備隊列は戦車、歩兵戦闘車、大砲、ミサイル、後方装備からなる。最初に登場するのは99式戦車の隊列だ。4番目には広州軍区からの初参加部隊として、キャタピラ歩兵戦車の隊列が登場する。05年に配備された国産の新型ロケット砲も登場する。中国陸軍の最新鋭ロケット砲だ。武装警察部隊は、初めて車両隊列で建国記念軍事パレードに参加する。後方装備隊列は建国記念軍事パレードに初参加。1台で一個中隊の食事を調理できる食品加工車が登場する。
15種類・151機の軍用機からなる12の航空編隊が、9分20秒間にわたり天安門広場上空を通過する。空軍の主力早期警戒管制機(AWACS)「空警2000」が航空編隊を率い、別の型のAWACS「空警200」も最新鋭戦闘機「殲11」と共に編隊を組む。4番目には空中給油機編隊が登場。空中給油機2機と戦闘機4機が模擬空中給油の隊形を組む。7番目に登場するのは国産戦闘機「殲10」。「殲10」の15機編隊は、建国60周年大軍事パレードにおける絶対的な空のスターとなるだろう。最後に登場するのは練習機編隊で、女性パイロットも初めて参加する。女性戦闘機パイロット15人が操縦する15機の「教8」練習機だ。
今回の航空編隊ではすべての作戦機が実戦装備で参加するので、空対空ミサイルや空対地ミサイルが初めて公開される。建国記念軍事パレードに航空編隊が実戦装備で参加するのは1949年以来、2度目だ。
「人民網日本語版」2009年10月1日 |