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南寧
【出来事】伝承の中で発展するチワン族山歌

 

尼達妮(ニーダニー)合唱団 

広西チワン族自治区馬山県のチワン族三声部

長い歴史を持つチワン族の山歌は、現地の庶民が長期にわたり生活・生産の実践から育んできた文化的な結晶というだけでなく、更に珍重に値する無形文化遺産でもある。しかし、社会の発展に伴い、その他の民俗文化と同じように、山歌も新しい文化の影響を受けている。陳暁玲氏は、「1978年の改革開放から、多くの新しい文化が大量に入り、若い世代はファッションを追求し始め、代々伝えられてきた山歌にあまり興味を持たなくなった。改革開放当初は、老人が木の下で山歌を歌い、若者が売店の側でポップスを歌う光景がよく見られた。90年代以後、政府は民間文化財の保護に力を注ぎ、特に1999年に第1回南寧国際民謡芸術祭が開催された後には、山歌を歌う人がだんだん多くなっている」と語った。

南寧市における山歌文化の伝承・発展のための措置について、陳暁玲氏は、主に以下の3つの面に力を注いでいるという。第1に、保護に力を注ぐ。2005年末に国は無形文化遺産の保護プロジェクトを正式にスタートさせ、それに従い、南寧市は保護の仕事を重要な議事日程に入れ、無形文化遺産に対する全面調査を行い、3年かけて『南寧市非物質文化遺産全面調査資料精華集』を編纂した。目下、全市で整理した無形文化遺産プロジェクトは12000件近くあり、中でも山歌が圧倒的部分を占めている。ここ数年で申請された国家レベルの無形文化遺産保護プロジェクトの中で、南寧市のものは合計4件あり、その中の2件が山歌に関係がある。それはチワン族の歌合戦と馬山県のチワン族三声部だ。第2に、収集に力を注ぐ。作詞家・作曲家を組織して農村で民謡を収集し、農民の歌う山歌を楽譜にしてから舞台で披露する。第3に、創作に力を注ぐ。作詞家・作曲家の才能を発揮させ、民間の要素に基づいて改めて創作する。

 「今年1020日に2009年南寧国際民謡芸術祭が開催される予定だが、その時には30余りの国の歌手が参加するだろう。過去に郷・県で行われた歌合戦は、今や国際的な舞台になっている。今後、もっと多くの若者が山歌を歌うことができるようにするために、南寧市は民謡に対する保護・宣伝を引き続き強化するだろう。もっと広く伝えられてこそ、更に長く伝えられていく」と陳暁玲氏は言う。

「北京週報日本語版」2009年9月23日

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