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北京週報が報道した共和国の誕生日
対外経済貿易四十年来の成果

―鄭拓彬対外経済貿易部長に聞く

中華人民共和国が発足して四十年、いま、中国の対外経済貿易が歩んできた道を振りかえり、あれこれの感慨なきをえない。本誌記者は鄭拓彬対外経済貿易部長にインタビューし、多くの問題について聞いた。以下はその一問一答―。

―編集部

対外経済貿易は四十年目を迎えたが、この間に、中国の対外経済貿易事業がおさめた成果について語ってほしい。

四十年来、中国の諸事業はいずれも著しい成果をあげた。国民経済のなかの重要な一環としての対外経済貿易事業も小から大へと、めざましい発展と完全なものへの過程を歩いてきた。とくに党の十一期三中総以降、改革開放の方針に導かれて、新しい姿で速かに拡大、発展し、著しい成果をあげた。それは次のようなものである。

一、対外貿易額が大幅に増加し、輸出による外貨獲得能力が著しく強まったこと。

一九五〇年当初の対外貿易額は一一•三五億ドルしかなかったが、八八年には、八〇四•八九億ドルに達し、三十九年間に七十倍(対外経済貿易部の業務統計による、以下同じ)も増えた。五〇年、輸出額は五•五二億ドルだったのが、八八年には四〇六•三九億ドルに達し、三十九年間に七十二倍増え、輸出による外貨獲得能力と国際支払能力が著しく強まった。輸入も五〇年の五•八三億ドルから八八年の三九八•五億ドルへと、六十七倍以上も増えた。輸出入が増加すると同時に、輸出入商品構成も明らかに改善された。輸出は農業•副業生産物、鉱産物を主としていたのが、次第に工業製品を主とするようになった。五三年、輸出商品のうち、一次産品は七九•四%、工業製品は二〇•六%を占めたが、八八年には一次産品が三五•六%、工業製品が六四•四%を占めるようになった。輸入商品のほとんどは国内生産建設に必要な先進技術、設備と原材料および人民生活に欠かせない物資で、国民経済の発展を促すうえに重要な役割を果たした。

建国初期、中国と貿易関係を結んだ国は数十ヵ国にすぎなかったが、現在は百八十余の国と地域に拡大された。七八年、中国の輸出は世界の三十二位だったのが、八八年には十六位に上昇し、中国の信用は大きく高まった。

二、外資利用が著しい進展をみせたこと。

中国は七九年から社会制度の異なる国の資金を利用し始めた。十年来、中国はネットで外国の融資三三〇•四億ドルを導入し、それをエネルギー、交通、通信、原材料工業プロジェクトおよびインフラ建設に振り向けた。それは、産業構造の調整、国民経済のバランスのとれた発展を促すのに積極的役割を果たした。外商投資のハード環境とソフト環境のたえまない整備を経て、外商の直接投資額とプロジェクトは年を追って増加している。八八年末まで、認可を経て設立された各種の外商直接投資企業は一五、九四八社に達し、そのうち、中外合資企業が八、五三九社、中外合作経営企業が六、八一五社、全額外資企業が五九四社あり、外商の投入した資金はネットで一二○•五八億ドル、海底石油の協力探査•開発契約は四十九件にのぼった。外商投資プロジェクトでは、生産的企業、製品輸出企業と先進技術企業がだんだん増えている。契約調印済みの七、OOO社余りの外商投資企業がすでに操業に入り、そのほとんどの企業の経営はうまく行き、全般的に外貨収支のバランスがとれ、余裕がある。外商投資企業の急速な増加は既存企業の技術改造を促し、原油生産を安定、増加させるのに大きな役割を果たした。

三、技術導入の規模が拡大され、技術輸出がスタートしたこと。

中国の技術導入は五〇年代から始まった。三十年このかた、多くの工業技術とプラントを導入した。とくに七九年以降、技術導入の規模は急速に拡大され、様式はさまざまでしかも弾力性に富み、技術導入源は多角化した。十年来、政府の認可を経て結ばれた技術導入契約は三、五三〇件で、金額にして二〇五•五億ドルに達した。それは中国の技術進歩を力強く推進した。

この数年、中国は技術を導入するだけでそれを輸出しないという局面を変え、貿易ルートを通じ、自国で開発した技術を積極的に輸出している。八八年末までの技術輸出は三〇六件で、金額は五億ドルに達した。技術輸出と商品輸出を結びつけることはたえず総合的効果をあげている。

四、対外工事請負と労務協力が急速に発展し、海外投資に一応の成果をあげ始めたこと。

中国の対外工事請負と労務協力事業は七九年から始まった。十年来、中国の関係公司は、「契約厳守、品質確保、薄利、信用重視」という経営原則を堅持し、積極的に国際競争に参加している。八八年までに、百十七の国と地域との間で結んだ対外工事請負と労務協力の契約は七、一六四件で、累計契約額は一〇三億ドル、完成した営業額は五八•九億ドルにのぼった。派遣された労務者と各種の工事技術者は延べ三〇万人余りに達した。多くの公司は設計、施工、コンサルティング、科学研究などの面でかなりの実力をもち、国際労務請負市場に現れた新興勢力の一つとなっている。

同時に、中国の公司は海外に五二六社の非貿易企業をつくり、総投資額は一八•九八億ドルで、そのうち中国側の投資が三七•六%を占めている。これらの企業の大半は操業に入り、いずれもかなりよい経済効果をあげている。

五、対外経済技術援助が一段と発展したこと。

新中国成立後まもなく、中国は対外経済技術援助を始めた。八八年までに、中国の援助受け入れ国は計九十五ヵ国に達し、八十八ヵ国を援助して一、二三三件のプロジェクトを完成し、前後して工事技術者延べ四五万人弱を派遣し、外国の実習生五万人余りを研修させた。改革開放以来、中国の対外援助の配置、規模、構造と方式はいずれも合理的に調整、改革されている。七九年から八八年までに、援助受け入れ国はさらに二十四ヵ国増え、六十七ヵ国に三三〇件余のプロジェクトを建設するのを援助し、援助受け入れ国の民族経済の発展に貢献した。

六、国際的多角経済技術協力を積極的に展開していること。

中国は七九年から国連開発機構に寄付すると同時に、国連の援助を受け始めた。また、先進国政府提供の無償技術援助を受けている。八八年までの援助資金はネットで四億ドルで、六〇〇項目余りの技術協力プロジェクトを按配した。これらの多角的、双務的援助資金はそれぞれエネルギー、交通、機械、電子、化学工業、軽工業、食品、人口、保健、計画出産と児童免疫などの分野に振り向けられ、中国の経済、社会発展と科学技術の進歩を促すのに積極的役割を果たした。

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