“‘4+2’の方法を運用して、麗しい新農村を建設しよう”
「美しい山紫水明、農村の環境を大切に」
今では、内郷県の郷・鎮を見て回ると、壁に最も多く書かれたスローガンは「“4+2”の方法を運用して、麗しい新農村を建設しよう」というものだ。
齊保東さんは指を折って「“4+2”の方法」を詳細に説明してくれた。“4”とは“4つの議”だ。つまり、村の事は村党委員会支部の提議、村党委員会支部と村民委員会の協議、村党員大会の審議、村民代表会議か村民大会の決議によって決められる、ということだ。“2”とは“2つの公開”だ。つまり、村民に決議を公開し、実施の結果を公開することだ。
「村々に行ってこのスローガンを書くたびに、『本当に実施されれば、とてもいい政策だね』と村民に言われている。村の幹部たちの家父長制を廃し、重要なことは村民全体によって決められる。そのことに賛同しない人はいないだろう」と齊保東さんは言う。
「北京週報日本語版」2009年9月 |