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60年の成果
中国鉄道60年

 

1953年から1981年まで 中国鉄道の第一次建設ピーク

1953年に中国は第一次五ヵ年計画を開始し、鉄道建設の規模は絶え間なく拡大して、新中国の鉄道は大規模建設計画の時期にはいった。1965年に全国鉄道営業キロ数は38,025キロとなり、建国当初にくらべると74.3%増加した。この期間に、中国は長江における初めての鉄道橋である武漢長江大橋を建設した。

1966年に中国で文化大革命が始まった。生産が停滞し、生活が困難におちいり、経済は下向きとなった。このような状況のもとでも鉄道建設は止まらなかった。1966年から1980年の間に、鉄道は困難な状況のもとで発展をつづけ、貴昆線(貴陽から昆明まで)、成昆線(成都から昆明まで)、襄渝線(湖北省の襄樊から重慶まで)、太焦線(太原から河南省の焦作まで)などの鉄道幹線が相次いで建設された。

この時期にできた成昆線は、鉄道沿線の地質に問題が多く、地すべり、落石、土石流、岩崩れ、有毒ガスの発生、山崩れ、土の質などさまざまな問題を抱えていて、人々に「道路建設禁止地帯」とまで呼ばれていた。それにもかかわらず、中国は鉄道建設を行った。

1950年から1981年の32年間に、中国では計38本の新しい幹線と67本の支線が建設された。1981年末までに、中国の大陸鉄道の営業キロ数は50,181キロに達した。

1982年から1996年まで 経済発展に促された中国鉄道建設

1950年から1981年、中国は経済発展のために大規模な鉄道建設をはじめ、さらに改革開放以降、中国の鉄道建設は逆に経済発展に突き動かされるようになった。

「改革開放以後、国民経済は迅速に発展し、鉄道客運・貨物輸送量も猛烈な勢いでふえています。鉄道の輸送能力も限界に近づき、政府は鉄道建設を進めざるおえなくなったのです」と、項純はいう。

山西省は中国でも石炭資源をたくさんもつ省だが、当時、石炭を輸送するための交通手段が少なく、それが山西省の石炭生産のネックとなり、山西省の経済発展も交通に首ねっこを押さえられた形となっていた。1983年9月、国務院は山西省の石炭輸送路を増やすため、大秦鉄道(山西省大同から渤海湾の秦皇島まで)を建設する決定を下した。これは中国初の資源輸送のためにつくられた専用鉄道となり、国家重点建設工事のひとつとされた。

1985年に工事が始まり、1991年に大秦鉄道は全線開通した。大秦鉄道の建設はかつての鉄道建設と比べ、ふたつの著しい特徴があった。それは、国際的先進技術が使われ、万トン単位の列車が通行できる単品目積載用の輸送方式であることで、80年代の現代化された先進的な水準に達していた。

大秦鉄道の開通によって、山西・内蒙古・陝西などで生産される石炭を華北・華東・華南地区に絶えず運び続けることができるようになり、それらの地区の石炭供給不足や電力用の石炭不足、石炭輸出の増加に大きな効果をもたらした。

改革開放がすすむなかで、人の流れもますます活発になって、鉄道輸送量も増大した。そのため、中国政府は中国南北を貫く京九線、経済発展により交通状況の改善が緊迫した課題となっていた蘭新線の複線工事など、12項目の重点工事をおこない、鉄道建設の大会戦を展開した。複線化や電化された鉄道がこの時期にたくさん建設された。

1996年末までに中国鉄道営業キロ数は6.49万キロに達し、中国を東西・南北に貫き、幹線と支線がうまく結合した相当規模に達する鉄道輸送網が形成され、整備が進んだ。

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