厦門と商談会のかかわり
「商談会は厦門市では金文字の名刺のような存在で、厦門が都市の発展と市民の姿を誇示する有利なプラットフォームだ」。第13回商談会組織委員会会務部副部長で中国(厦門)国際投資促進センター副主任の楊少菁氏は、商談会と厦門とのかかわりについてこう評価する。2007年、中国の都市の知名度ランキングでは、厦門は前年より2位上がって第11位となり、青島、大連、蘇州など十分な経済力のある都市の上にランキングされた。これには、年に1回開催される商談会が大きな役割を果たしている。
まず、商談会は厦門の企業誘致、資金導入に良好なチャンスをもたらしている。ホストおよび主催都市として、厦門は商談会という場を借りて、企業誘致、資金導入を大きく促進した。次に、商談会は厦門のコンベンション業の発展を効果的に牽引した。商談会はその高い出発点と国際的なブランドによって、厦門のコンベンション業発展の牽引力となり、その発展に良好なモデルとしての役割と先導的な役割を果たしている。このほか、商談会は厦門経済の発展、特にサービス業の発展に積極的な役割を果たしている。総じて、商談会の開催は厦門市の観光業、水上運輸業、飲食業などの発展を全面的に引っ張っている。伝えられるところによると、これまでの商談会開催期間中、厦門は約10万人の内外業者を受け入れた。商談会は厦門のイメージづくりに役立ち、厦門の競争力をグレードアップさせ、厦門の自己PRと展示に絶好のチャンスとなっている。
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