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本誌報道  
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●「五輪一家」

北京連合大学で英語を教える韓如氷教師はオリンピック村の近くに住む。メイン会場の「鳥の巣」まで歩いてわずか10数分。80平方メートルある部屋には寝室が2つある。今年4月、彼らは「五輪一家」に選ばれた。「わが家は3人家族で、私は夫と同じ大学で教えています。息子は小学生。私たちの家庭は中国ではもう一般的ではありませんが、外国の人が私たちと一緒に過ごしてくれて、中国人の本当の生活を実感してもらえればと思っています」と韓さんは話す。

 国際オリンピック委員会(IOC)と北京オリンピック組織委員会に2008年北京五輪大家族ホテル本部として確定された北京飯店

 

韓さんは英語で外国人と交流できると言う。「北京の味わいのある食べ物、ジャージャー面やギョウザ、ワンタンを味わってもらいたいですね」

さらに韓さんはいろいろと思いを巡らす。「時間が許せば、北京のCBDや胡同など、北京に深く足を踏み込んで、中国庶民の生活をその目で見てもらいたいと思っています」。

北京五輪開催中、こうした「五輪一家」は1000世帯を超えるという。

北京五輪組織委員会によると、五輪開催中の北京滞在者は毎日少なくとも40万人と見込まれる。同委員会はすでに119軒のホテルと「宿泊接待サービス協定」に調印、大半についてすでに検査を完了。北京市旅遊局の熊玉梅副局長は「北京市の星クラスホテルはすでに806軒と、北京五輪申請に提出した08年までに800軒を達成するとの確約は繰り上げて達成した」と説明。このほか、北京には4000軒近い旅館があり、36万8000床のベッドを提供できる。総じて、北京は57万床のベッドを供給することが可能で、宿泊面で供給は充足しているといえる。

「北京週報日本語版」2008年7月21日

 

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