2004年7月13日夜、北京五輪の招致成功3周年を祝うレセプションが開催され、2008年北京パラリンピックのシンボルマーク「天・地・人」が発表された。
シンボルマークは3つの部分から構成される。赤、青、緑の3色で形作られた「之」字型の図形、「Beijing 2008 Paralympic Games」という字句、そして国際パラリンピック委員会(IPC)のマークだ。このマークに表わされている意味は、「天、地、人」。上の赤い部分は天、下の緑は大地、そして青い人字型はすべての人間で、人間は一番大きいという意味を示しています。オリンピックの精神である「より早く、より高く、より強く」ありたいという、いつも変らぬ社会的進歩を考えたもので、漢字の「之」にもなります。「之」には、自分、わたしの意味もあります。図形の部分は運動する人を書道のタッチで表現したものでもあり、前方に向かって跳躍する体操選手や、空高く回転するあん馬の選手のように見える。スポーツという概念が具現化された作品だ。
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