青島市(山東省)の卓越した投資環境に、日系企業が熱いまなざしを注いでいる。今年第1-3四半期(1-9月)には、同市で新たに調印された日系資本によるプロジェクトは40件を上回り、契約ベースの投資額は4億ドルを超えて前年同期の2.6倍に増え、実行ベースの投資額も4億ドルを超えて同2.9倍に増加した。「人民日報」海外版が伝えた。
主なプロジェクトには次のようなものがある。
日本のイオングループの増資によるスーパーマーケット「マックスバリュー」のプロジェクトは、このほど同市で実施されることが正式に決定した。総投資額は2億4千万元で、2020年をめどに同市内に100店舗を開設する計画だ。化学品メーカーのナトコ株式会社は、ナトコ・ファインケミカルプロジェクトに2億元を投入する。化学品大手の東レ株式会社は現地の青島即発集団と協力して東レ医療科学技術プロジェクトを進め、5億6千万元を投入する。同じく化学品大手のライオン株式会社はこれまでの投資規模をさらに拡大し、1億ドルを投入してライオン日用品科学技術プロジェクトを立ち上げる。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月8日 |